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移住・田舎暮らし・古民家のご相談は

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〒388-8007 長野県長野市篠ノ井布施高田68-9

移住者ボイスccess

苦あれば、楽あり! すべて田舎暮らしの醍醐味です!!


でもね、田舎じゃないと得られないものがあるんだよ。 忘れていた何かに気づかせてくれるんだ! そうだ!! センパイ移住者に聞いてみよう!  
移住者ボイス
 


長野市と白馬村を結ぶ通称オリンピック道路。その途中に、郷土料理である「おやき」と
アルプスの眺めと景観が素敵な「日本で最も美しい村」連合加盟の「小川村」があります。
そんな村に一目ぼれして、瀬間祐介さんと奥様の真弓さん、娘のみどりこちゃん(3歳)の
素敵なご家族が越してこられました。
取材当日、車で走っていくと庭から手を振って待っていてくれました!

スタッフ:こんにちは〜!!
祐介さん:こんにちは! よっ!敏腕編集長!
スタッフ:えっ!?(笑) はい、そうです!!(笑)

そう、こんな冗談な掛け合いが出来るのも、瀬間さんご家族のお人柄であります!
神奈川県出身の祐介さん、千葉県出身の真弓さん、お二人とも海外を旅するのがお好きで、
若い頃からバックパッカーとして世界を歩いていたそうです。 
もちろん!? お二人が出会ったのもオーストラリアを旅していた頃のメルボルンの宿だった
そうです! ちなみにお二人が家族になるのはここから10年先の事・・




  
スタッフ:すでに白馬村に越して生活をしていたかと思いますが、そこから小川村へと
     なったきっかけは?
祐介さん:白馬村では外国人向けの貸別荘の管理をしたり、自分が建てたログハウスを
     貸しながら生活をしていました。 何とか英語も話せますので、夜もバーなど
     で外国人相手に働いていましたが、白馬村はもう外国人とビジネスの行き交う
     商業地になってしまったんです。
スタッフ:確かに!! 最近は更に色々な国の方が訪れるよになったようで、不動産も
     ちょっとしたバブルになっています! 夜でも賑やかみたいですよね!?
     それで引っ越そうと?
祐介さん:はい、それも理由の1つで、住むとこではないなと思い始めたんです。
     でも一番のきっかけは、高知に住んでいる友人宅を訪問した時なんです!!
     雄大な山々と景色の中で暮している状況を見た時に「ビビッ!」ときたんです
     「あっ、自分はこういう生活がしたかったんだ」と。で、帰ってすぐに調べて
     お電話させて頂きました!
スタッフ:一番最初のお電話、覚えていますよ!(笑) 見学も村内の2件ぐらいだけでしたね。
祐介さん:はい、見学時にここに立った瞬間、「ここに住むんだ!」と思いました。 
     この眺めと陽当りにやられました!(笑)

ご見学される方にはよくお話しますが、ここだ!と思う時は、建物の中を見なくても、
そこに立った瞬間に感じます。瀬間さんご家族もそれを感じたようですね。
お二人の穏やかな笑顔と、みどりこちゃんの元気な姿から、そこでの暮らしの充実さが
うかがえました。

  

スタッフ:こちらに越してこられてまだ1年弱かと思いますが、生活はどうですか?
真弓さん:まわりの方々にとても気遣って頂き、有り難い事にすんなり入っていけました! 
     特に子供の事を気にかけてくれて、地域の方々に助けられながら子育て出来て
     います!!
祐介さん:田舎あるあるだと思うんですが、野菜もたくさん頂きます!(笑) 
     正直、全ては消化しきれないくらいです。帰りに是非貰って行って下さい!
スタッフ:ありがとうございます! わたしもこういって良くお野菜を頂きます(笑) 
     ちなみに、それでも生活している上でここは大変だなとか、ここは難しいな
     という事はありますか?
祐介さん:いや、特にないですね!
真弓さん:かめ虫がいるくらいですかね(笑)
祐介さん:おそらく、色んな国、色んな地域の人と文化に触れてきたから、その順応性が
     少しはあるのだと思います。娘もここで育って行きますけど、自然に触れて、
     色んな方々にお会いして、村にいるけど心はグローバルに育っていくのだと
     思います。。 とにかく天真爛漫です!!

 

スタッフ:祐介さんは建築関係のお仕事もされていましたが、古民家の魅力は何ですか?
祐介さん:手を加えられるから良いですよね! 太い柱と梁が組まれた立派な骨組みで
     シンプルです!現代の新築のお家は面白くありません。この家は間取りも
     シンプルでしたので、水回りは配置から変えて一新し、薪ストーブも入れました!
     今後は囲炉裏やオンドルも考えています!
スタッフ:とても素敵ですよね! 世の中は跡継ぎがいない現実がありますが、古民家
     などの立派な伝統建築が、新たな家族によって新しい息吹が吹きこまれる事は、
     ご先祖様にも地域にも、そして自然にも、何よりも喜ばしい事だと思います!
     ところで、あの素敵な空間はどうするのですか?
祐介さん:2階ですか!? あそこは娘の部屋ですね! それと視聴覚室かな(笑)
スタッフ:シアタールーム!?
祐介さん:いや、視聴覚室と呼びたいです(笑)
スタッフ:では、視聴覚室と呼びましょう!(笑) でも、あの窓から入る眺めはすごいですね!
祐介さん:昼も夜も四季を通して楽しめます。星空も最高です! 流れ星も見えました!!



スタッフ:小川村に来てから新たに取り組んでいる事はありますか?
真弓さん:新しくなった道の駅でおやき作りをはじめました! 先輩方が優しく丁寧に
     教えてくれるんです! でも、あの域に到達するには何年かかるんだろうと
     思ってます(笑) あと、食に関する事に興味があるので、今後は食育の勉強も
     していく予定です! 将来的には食に関する事をトータル的にプロデュース
     出来たらと思ってます!
祐介さん:実は白馬で冬からイタリアンのお店を開く予定で準備をしています!! 
     まだ内容は秘密ですけど、将来的には海外進出も考えています!!
スタッフ:えっ!? ホントですか? その行動力、素晴らしいです!!

 
 
スタッフ:では、最後はいつもこの質問ですが、これから移住を検討している方々に一言!
真弓さん:新しい場所で不安もある中、さらに子育てとなると、もちろん不安はありましたが、
     子供は地域が見守ってくれます。スクールでもクラス・学年関係なく先生や大人の
     方々が見ていてくれます! それは都会では願っても叶わない、村だからこその恩恵
     ですね。だから同じ様な境遇の方々には安心してとお伝えしたいです!
     野菜もたくさんありますから!!(笑)
祐介さん:生活は変わるけど、人間らしい生活が出来ているなと実感しています!
     ただ、心構えだけはしておく必要があるなと思います。 

ここでの生活を楽しみながらも、常に先を見据えて新しい事に取り組まれている姿勢は、
色々な国・文化・人から受けた感性からなるものであり、それがお二人の素敵な財産に
なっている事は間違いありません。自分らしく、そして幸せかどうかは自分次第ですね。

日本の真ん中の小さな村に、お子さんの成長と共に歩む素敵なご家族の物語がありました。

ありがとうございました。



バックナンバー  Vol.1 Don´t think, Feel!
             Vol.2 Open Mind!!
             Vol.3 Possibility of waste